第4章 愛言葉
怖かったー……
ただ、誰かの隣に居たくて、独りに成りたくなくて、貴方の隣に何時までも一緒に、離れないで…離れられないで居る。
貴方も同じでしょう…こんな惨めな笑みしか浮かべる事の出来ない私を愛してしまった貴方。
「…私では駄目なのか…?」
「なぁ、癒芽が望む物を与えてやるし、誰にも負けない愛を注ぐ事もしてやれる…」
「それでも……癒芽は私を望んではくれぬのか、こんなにも…愛しているのに…想いは届かぬのか…?」
違う…違うの、そんな悲しそうな、苦しそうな顔をしないで…私はただ、孤独を無くしたかっただけなの。
共に知っているモノ、唯一の共通点…それは【孤独】だった。
孤独を拒む者、孤独を嫌う者、その二人が離れられないのは…また独りに成るのが怖いから。
だからその感情が【愛】と間違えるのならば…私はそれを拒むしかなかったの、その選択肢を。
「駄目なのですか、…一緒に居るだけでは、駄目なのですか、…貴方が私を愛してくれるだけでは…その関係だけで満足でしょう…」
「これ以上に歪んだ関係なんて…もう誰も望まないし望みたく無いです…、ねぇ…DIO様…」
だから止めて下さい。
…何故ですか、何時もは強気な貴方が涙を流すなんてらしくないですよ。