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ありがとう。

第2章 恋








数日後の仕事帰り





渋谷さんを見かけた





渋谷さんと同い年ぐらいの綺麗な人と
スーパーで買い物してた





そうそう。そんなこともあるよ!




べつに、付きおうてたわけちゃうし!






あたしには、章大いてるし…






な?






自分に言い聞かせた








コンビニに寄るつもりやったけど



帰った







あかん!このままやったら




そう思って、章大に電話して


付き合うことを伝えた




章大、めっちゃ喜んでくれて

週末のデートの約束もした





これで、ええでな?




うん。




いいねん。





これで。






週末ー



章大とランチデート




章大のオススメのカフェランチを食べた




でも、あたしは上の空




渋谷さんと女の人が歩いてた姿を思い出してた




章大「あん?」



『へっ??』




章大「疲れてるん?」




『いや…そうじゃないねんけど』



章大「お腹いっぱいなったし、帰ろうか?」




『いける!!全然しんどないで?』




章大「ええよー。いつでも会えるし」




『うん。ごめんな?』






章大と駅で別れて家に向かった





アホやな。あたし…






気が付いたら、渋谷さんの部屋の前で止まってた




いきなりドアが開いて我に戻り


慌てて自分の部屋のドアの鍵を開けた






渋谷「彼氏出たんや?」



『あー。はい。』



渋谷「ええやん。会うても、無視でかまへんで?」



『はい…。』






あかん。



無視するとか出来ひん。




悲しすぎるやん。






気付いたら、涙出てたから

慌てて部屋に入った





ドアを閉めて、泣いた






渋谷さんの優しさが、忘れられへん





優しくしてくれるキスが…






もう1回抱かれたいって、思ってしまう





いつから、こんな弱なったんやろ








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