第9章 凄く…ムラムラする
「お願い…ね?」
「ね、ってこれまた可愛いお願いですね」
クスリと笑うと望む通りの刺激を与えてくれた。
「あっ…」
摘まれただけで口から嬌声が漏れる。
慌てて塞ぐが時すでに遅し。
「敏感なんですね、ココ。
もうこんなに勃ってる」
「だ、って…烈さんが焦らすから…」
焦らされて更に敏感になっているのだ。
「それでは僕が責任を取らなくてはいけませんね」
え、責任?
それって…!
「僕が責任持って月本さんを気持ち良くさせてあげますよ。
それはもう、何も考えられないぐらいに」
「え、間に合ってます!」
「ダメ、間に合ってないでしょ?
使い方間違ってますよ」
ピンッと胸の突起を弾かれる。
「あっ…」
「日本語は正しく使わないと」
大人の男の顔をした烈さんは、どことなく意地悪だ。
でも普段優しい分、そのギャップが堪らない。