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【R18】狼彼氏(仮)
第8章 雨と幸運
脱衣所や浴室を軽く掃除し、烈さんの部屋へと戻る。
コンコン。
「お邪魔しまーす…」
遠慮がちに部屋のドアを開け、顔を覗かせる。
「お風呂ありがとうございました」
「いえ。
中入ったらどうです?」
「あ、そうですよね」
中へ入ろうか、どうしようか迷っていると向こうからそう言われた。
「ここ座ってください、飲み物持って来ますよ」
「え?あ…」
口早にそう告げると部屋をあとにした烈さん。
私何か怒らせるようなことしたかな。
態度が悪かったとか?
分かんないや。
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