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【R18】狼彼氏(仮)

第5章 嘘1つにつき…1回な


「はっ…はっ…」


全身の力が抜け、そのまま後ろに寄りかかる。


「エロ…」


誰のせいよ。


「ま、本音も聞けたし今日のところはこれで勘弁してやるよ」


シュル…という音がして視界が開けた。


真っ暗だった視界にいきなり光が入り込み、その眩しさに目を細める。


「ご馳走様、今日のオカズ確保」


手についた私の蜜を見せびらかすように口に含む。


「ちょっ…」


それよりオカズって何⁉︎


「録音、してたから。

アンタの可愛い声」


「はぁ⁉︎」


嘘でしょ?


「信じらんないっ、サイテー‼︎」


無理矢理しといて、こんな…こんな…!


「信じらんねェなら流してやろうか?

校内放送で」


「ごめんなさい」


逆らえる気がしない。


というか逆らったら殺されそうなぐらいの迫力だ。


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