第3章 絶対服従
あれからきっかり10分後、生徒会室に戻った。
「なんだったんです?一体」
「なんでもねェ」
訳分かんない人だなぁ。
「あ、そうだ美織。
お前はこれから俺に絶対服従な」
「はい⁉︎」
「オンナが男に尽くすのは当然だろ?」
「いやいや、いつの時代ですかそれ」
「ま、バラされても良いんなら好きにしろよ」
と、勝ち誇った顔。
「…」
悔しい…ほんっとに悔しい‼︎
「お前も自分の行動には責任持てよ」
「持ってます!」
「なら良いよな?」
「……………はい」
月本美織…意地悪でワガママでどうしようもない生徒会長に服従決定。