第18章 そんなもんかよ、お前は
「して欲しいのか?」
「うん」
素直に頷く。
「今日は素直だな。
そういうとこりも好きだ」
チュ、と音を立てて軽く唇が触れる。
「声、一応抑えろよ」
学校内だからね。
キュ、と唇を結ぶ。
「また気持ち良くしてやるから、覚悟しろよ」
衣服に手を掛け、1つ1つ脱がしていく。
徐々に顕になっていく美織の素肌。
やっぱ何度やってもこの光景はグッと来るものがある。
「恥ずかしい...」
両手で胸元を隠した。
「隠す方が逆に萌える。
見せろ」
その手を外し、顔横に押さえつける。
「星夜さ...烈さん来ちゃうから、早く...」
「この状況下で他の男の名前を出すんじゃねェ。
妬くだろ」
「へ?」
「そうか、美織は早く欲しいのか。
それは気づかなくて悪かったな」
「え、ちが...」
スカートの中に手を差し込み、布越しに下腹部に触れる。
ビクリと美織の身体が震える。