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【R18】狼彼氏(仮)

第2章 鳴けよ


「つーか出して俺になんの得があんの?」


「それは…」


どちらかというと私に得が。


「おいヘンタイ女」


「その呼び方止めてください」


「お前ちょっと外出てろ」


「?どうしてです?」


「良いから」


「はい…」


「10分したら戻って来て良いぞ」


納得はいかないけど、とりあえず部屋の外へ出る。


なんなの?あの人。


でも言うこと聞かないとまた面倒なことになりかねないし…仕方ないか。


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