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【R18】狼彼氏(仮)

第17章 余裕なんかねェよ


「んっ...ぁ...や...」


やはり気を使っているのかゆっくりとだが、腰を動かす。


星夜さんがナカに入っている感覚に。


ナカを貫かれる感覚に。


内壁を擦られる感覚に。


身体が震える。


震えた理由は怖さなんかじゃなくて...。


「嫌か?

怖いか?痛ェ?」


つい言葉に出てしまった否定に、星夜さんは動きを止めた。


その表情は、いつもの怒った顔でも、意地悪そうな顔でもなくて...。


心配している顔。


多分ここで私がもう1度嫌だと言えば、星夜さんは間違いなくその腰を引くだろう。


「やじゃない...から、やめないで...?

気持ち良いの...」


さっきの否定の言葉は、拒否する言葉じゃない。


「...分かった」


強い目で見つめ返すと、再び腰が動き始めた。


「あっ...ぁ...ん...」


痛みしかなかった最初とは違い、今は快感しかない。


1人でする時とは違った大きな快感に飲み込まれそうになる。
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