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【R18】狼彼氏(仮)

第16章 連れ去りたい


「美織さん、声、我慢してくださいね」


「へ?」


そう言うと烈さんはおもむろに手を制服の下へと滑らせた。


「っ…」


「そう、良い子。

そのまま声抑えてて」


「っ…ん…」


烈さんの手が素肌を這い、その上にあるわずかな膨らみへと触れる。


以前は焦らしたが、今日は焦らすことなく突起に触れた。


ビリビリとした感覚に身体を震わせる。


「可愛い…」


胸を弄る手を止めると、スカートの中に手を忍ばせた。


「あっ」


布越しに敏感な部分に触れられると、思わず声が漏れてしまった。


「声、我慢して。

声を聞いた誰かがここに来てしまいますよ?

…出来ることなら美織さんのその可愛い声、他の誰にも聞かせたくないから。

脚、キツそうですね」


与えられる快感に身体の力が入らなくなっている。


烈さんに掴まって立っているのが精一杯だ。


「…ちょっと痛いかもしれませんが、すみません」


そう言うとすぐ後ろにあった机に押し倒された。
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