第3章 ヴァリアーでの初任務
ボスとレヴィさんの話題が出た夕食から2日が経った。
「あ~…疲れた…
、ちょっと休憩しようぜ…?」
『え〜…もう?』
「師匠が休憩って言ったら休憩なの。」
『……はーい…』
よいしょ、と言ってベルの隣に腰掛けた。
『…XANXUSさんとレヴィさん、帰ってこないね〜…』
「ん~、そうだな。
…なに、心配してんの?」
『…どのくらいで帰ってくるものか知らないから……』
「ふーん…別に大丈夫でしょ。レヴィはともかくボスだし。」
『そういえば…こっちに来て、XANXUSさんが戦ってるところ見たことないなぁ…』
「超強いぜ?」
『…リング争奪戦の戦いを見ててもわかったよ。』
「うっわ、懐かし!!あ、でも10年前って言ったらそのくらいの時期か〜…」
『この世界のXANXUSさん、雰囲気が柔らかくなったと思うな〜…』
「まじ?…まぁでもそう言われてみたらそうかもな…」
ベルがそう言って、無言が続いた。
「…そろそろ始めるか…」
『うん。』