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時を越えて【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第4章 はじめての気持ちとありがとう






(…あ、ボスがいる。)



広間に入ると、もうみんな食べはじめていた。

それよりも最初にボスが目に入った。
何日ぶりだろう…一緒にご飯食べるの…





そんなことを考えながら席について私も朝ごはんを食べ始めた。




「〜おはようございますー。」


『あ、おはようフラン。寝坊?』



私達の後にフランがやってきた。




「見事に寝過ごしましたねー。
…というか、すっかり元気ですねー。よかったです。」



フランに「よしよし」と言われながら頭をなでられた。




『うん、ごめんね心配かけちゃって…』


「いえいえ、まぁミー達の仲じゃないですかー。」




ガッシャーンッ!!!!






シーン…と広間が静まり返り、みんなが一点に目を向けた。




『ス、スク…?』


なんかスクが好きだって自覚したら恥ずかしかったから見ないようにしてたけど…





スクがグラスを落としたまま固まってる。




「…すまねぇ手が滑った…
先に部屋に戻ってるぜぇ…!!」



そう言ってスクは長い髪をなびかせて広間から出ていった。










『…な、どしたのあの人…』


「まぁ…誤解しちゃったかしら…」


「ちょっと待ってくださいルッス先輩。
ミーのせいですか。」


「私がさっきおせっかいなことスクちゃんに言っちゃったのよ〜。」


「まじかよ。余計すぎるだろ。
ししっ!フラン死ぬんじゃね?」


『え!?フラン死んじゃ嫌だ!!』


「そう思ってくれるならどうにかしてくださーい。」










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