第2章 君を守る【カラ松】
教材の積みあがった誇りかぶった棚が所狭しと並んだ薄暗い教室。
棚の間の通路を一列ずつ確認しながら声のする方に足を運ぶ。
そして、ようやく足を止める。
背にした棚に並んだ教材の隙間から見える光景。
体中の血が沸騰するような感覚に襲われる。
座った状態で背後から羽交い絞めにされ、シャツは無理やりこじ開けられたのか、ボタンがいくつか転がっている。
ふくらみを隠しているはずの下着は引き上げられ、役目を果たしていなかった。
両足を二人係で開脚させリーダー格のような男がの前にしゃがみこむ。
リーダー「ここにさぁ~、コレ・・・差し込んだらどうなるかなぁ~?」
男は右手に持った棒をくるくるとまわして見せた。
それは教材の中にあったのか、リレーで使うバトンだった。
リーダー「お前のココの中、よ~く見えるだろうなぁ?」
そういってそいつがバトンをぐりぐりとの下着の上から押し付ける。
「い、いやぁ!痛い・・・やめてぇ!!」
ガラガラガラ!!!!
リーダー「だ、誰だ!?」
俺は、完全にブチ切れてしまった。
棚にある教材を蹴り飛ばしていた
・・・らしい。
正直この辺から記憶がとぎれとぎれだ。