第2章 君を守る【カラ松】
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突然カラ松先輩にお嫁にならないかと言われて、冗談だと分かっていても心臓が壊れそうなほどバクバクなっていた。
このままじゃ皆に聞かれちゃいそう!
私は猫にエサをやり終わると、猫を一松先輩に返して立ち上がった。
「わ、私、食事の準備のお手伝いしてきます!ごちそうになるばかりじゃ申し訳ないので!」
そうして急いで台所に向かった。
「あの、気が利かなくてすみません。お食事の準備をお手伝いしに来ました。」
松代「あら、まいさん。別にいいのよ?ゆっくりしていて。」
「いえ、気が済まないので少しだけでも・・・」
松代「それなら、お言葉に甘えて・・・これを盛り付けて運んでくれる?」
「はい!」
たくさんの料理。
初めて見る9人分の食事の量に驚きながら盛り付ける。
うまくできてるかな?
これをカラ松先輩に見られるんだと思うと溶けていた緊張が蘇った。