第2章 君を守る【カラ松】
は慣れた様子で猫を撫で始めた。
「うちはお母さんが動物嫌いで猫飼えないんです。だからこっそり公園で野良猫にエサをあげたりしてるんです。」
カラ松「は猫が好きだったんだな、知らなかった」
入ってくるな、クソ松。
と、僕の太もものぬくもりがなくなった。
猫がの太ももの上に移動したからだ。
一松「こいつ、に懐いたみたいだね。そんなに猫好きなら・・・エサ、やってみる?」
「いいんですか!?ありがとうございます!」
は本当に嬉しそうに煮干しを受け取った。
そのとき、少し指先が触れ合った。
何事もなかったように手をひっこめた。
内心かなりドキドキした。