第1章 出会い ★
「チョッパー!!手当てを頼む」
ルフィに呼ばれチョッパーが甲板にやってきた。
騒ぎを聞きつけ、キッチンで仕込みをしていたサンジも甲板に出てきた。
「騒がしいけど、何かあったのか?」
「女の子が流れてたのよ。ルフィが引き上げてくれたわ」
「女の子だって!?!?ルフィお前レディに触ったのか!!」
引き上げられたその人物を見てサンジの目がハートマークになる。
「麗しきお姫様ぁ〜!!
チョッパー!全力で治療して差し上げろ」
「うーん、目立った外傷もないし気を失ってるだけだと思う…ルフィ、医務室に運んでくれ!」
ーーー
手当てを済ませたチョッパーが医務室から出てきた。
「傷の手当てもしたし、あとは目が覚めるのを待つだけだゾ!サンジ、目が覚めたら元気の出るメシ、作ってやってくれよな」
「当たり前ぇだ!」
彼女が目を覚ましたのは、それから3日後のことだった。