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君が笑う、その時まで
第6章 帰り道 (黒子視点)
部活帰り。
立ち寄ったマジバで今日も火神君と遭遇し、途中まで彼と帰ることにしました。
火神君は僕の今日のプレーを見て少しは認めてくれたようです。これには内心安堵しました。
そして店を出た後、火神君は《キセキの世代》について訊いてきました。彼らがどのくらい強いのか、と。
おそらく……。
「今やったら間違いなく瞬殺されます」
「オイ、別の言い方は無いのかよ……」
僕と彼らとでは力の差が歴然とあります。だからこそ僕は君と一緒に強くなりたい。
彼らに、勝つために――。
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