• テキストサイズ

君が笑う、その時まで

第27章 期待と怠惰のあいだ


 控え室の外に出てすぐの階段の陰に入り、電話をかける。
 相手は当然……青峰ではない。

 こんな切羽詰まっているときにアイツが運良く出るわけが無い。
 今だって桃井からの電話に気づいていても放っておいたままか、単に気づいていないだけかもしれない。

 こんな時に頼りになるのは――



 prrrr、prrrr、……pi!



伊織『もしもし』
/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp