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君が笑う、その時まで

第23章 微熱に注意


◆◇伊織視点

 あのあと高尾君……じゃなかった、和成君と緑間君に家まで送ってもらい、そのまま私はベッドに倒れ込んだ。

 いつのまにか自分が風邪を引いていたなんて、正直和成君に言われるまでは全然気づかなかった。

 風邪を引く原因なんて……全く思い当たらない。

 それどころか、まともに考えることすらできない。


(あー、けったるー……)


 そう言えば緑間君に何か訊かれたような気がしたけど、何だったっけ……?

 何かすごく重要そうなことだった気がするけど……。


 ………………………。
 ……………………………………………………。
 

 思い出せないや。
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