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黒バス夢小説

第2章 出会い


「でも萌あのプレゼントどう運ぶの」

「とりあえず持ち帰れそうな分だけ持ち帰るよ」

みつきの言葉にはぁ…っと深いため息をつき

「俺が運ぼうか?風間よりは量が持てるしから」

「萌、そうしなよ氷河なら楽に運べるから」

いきなりの彼の申し出に驚いていると彼女の言葉に甘えるのも悪い

と考え断ろうと口を開くも担任の先生が来てしまい。そのまま席

に座り授業を受けるとあっという間に放課後になってしまい、結局

火神君の言葉に甘えて荷物を持ってもらい家に帰り

「まだパパもママも帰っていないから、二人とも上がって行って

運んでもらったお礼にお茶でも飲んで行って」

これから待ち受けてる惨状など知る由もなく、お客様用のスリッパ

を出すも何時もなら下駄箱に終われている両親のスリッパがなく

もう帰っているのかなと不思議に思うこともなく二人をリビングに

案内し扉を開けると目の前の惨状に悲鳴があがり

「萌」

「風間」

私の悲鳴に驚き二人がリビングに入るも目の前は棚はひっくりか

えり、ソファま倒されその奥には両親がお腹から大量の血を流し

横たわっている側には朝見かけたカラフルな髪の人達が立ち尽くし

てい

「貴方達が、やったの」

混乱する頭の中やっとの思いで口を開き

「僕達が駆けつけた時はもう遅かった。君が風間萌だね、みつきも

氷河もご苦労様」

赤い髪の青年の言葉に驚き、後ろの二人を見つめ

「二人ともこの人達を知っているの、パパ達を殺したかもしれない

人達を」

いつの間にか瞳から涙が溢れてい

「萌、赤司さん達がおじさん達を殺したわけではない。おじさん達

を殺したのはカルト協会の奴らよ。」

みつきがそっと私の肩に腕を回し抱きしめようとするもドンッと

効果音が聞こえるのではないかと思うくらい彼女を突き飛ばし

「触らないで、あの人達ではないとどうして言えるの元に倒れてい

るパパやママの側には立っているじゃない。友達だって思っていた

のに」

そのまま後ろに引き下がり踵を返すと玄関から飛び出して行き

「萌」

「みつき、今は何言っても風間には届かない。これは風間が避け

ては通れない道なんだ。」

私の跡を追って来ようとした彼女を火神がとめ

「でも」

「大丈夫だ。テツヤに後を追わせた。俺達は俺達に与えられた役目

を全うするだけだ」
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