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黒バス夢小説

第2章 出会い


天気がとてもよく雲ひとつない晴天日和に朝を迎え告げる目覚まし

時計が鳴り響いた。


ここは風間家上級家庭ではないが、父親はある会社の顧問弁護士

母は大学病院の助教授、一人娘の萌17歳高校三年生、才色兼備で文

武両道と両親自慢の娘今日は萌の18歳の誕生日いつもと同じ朝に

なるつもりが、今朝は夢見が悪く寝坊バタバタと忙しく身支度をと

とのへリビング向かうと何時もなら仕事に出掛けていないはずの

両親が揃ってい

「珍しいな、萌が寝坊だなんてもしかして今夜のディナーの後の

プレゼントの事で眠れなかったか?」

「まぁ萌ったらそんな事で寝坊するなんてまだ子供ね」

両親はすでに食事を終わらせてしまったのかコーヒーを飲みながら

私をからかいながら楽しそうに笑みを浮かべている。

「そんなことないです。今朝はたまたま夢見が悪かっただけであぁ

っ…もうこんな時間完全に朝練遅刻だよ。パパママ今夜楽しみに

しているから」

朝食をそこそこに立ち上がり鞄を手に急ぎ玄関に向かったためか

両親のすでに動き始めているという言葉は聞こえなかった。

家を飛び出し学校までの道を全力で走るも途中私をじっと見ていた

カラフルな髪の色男の人達に気がつくも今はそんな場合ではないと

そのまま学校に走り

区立五番街高校ここが私の通っている高校、校門の前には大勢の

女生徒達が誰かを待っているかの様に並んでい

「あっ、お姉様がいらしたわ」

「萌お姉様、お誕生日おめでとうございます。これプレゼントですの」

あっという間にファンの子達に取り囲まれ次々とプレゼントを手渡され

「こらーっ、ほらちゃんと順番に萌えが困っているじゃあない」

ファンの子達に押しつぶされそうになっていた私を助ける様にその

輪から抱き上げられるもすぐにその声の主がわかり

「みつき、火神君もありがとう」

みつきは桃井みつきでわたしの大親友、火神君は火神氷河みつきの

幼馴染で彼氏

「今日は萌の誕生日だからもしかしてと思って、氷河と迎えに来た

んだけど来てよかったわね」

背の大きい火神君が壁になりその間をプレゼントをもらいながら

歩く下駄箱に着くまでに両手にいっぱいでまだ持ちきれなくてみつ

きに持って貰っている。教室に向かう前に生徒会室によりプレゼン

トをとりあえずおき、教室に戻った。

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