第4章 降り立つ場所
―――ふわふわする
―――暖かい
今だ味わったことない感覚が私を襲った
だが、本当にここはどこだろうか
(んんっ!!?)
声を出そうとするが出ないのがオチだった
(こうなったら蹴ってやる!!)
あまりの辛さに壁を足で蹴ってみた
…………蹴れない
なんだこりゃ!!?こんなのありえないだろ!!?
…………なんかぬるぬるする…………
『おぎゃあ!おぎゃあ!』
(いや、えええ!!?ちょ、まっ、待ってくれないか!!?ちょ、ま、はっ!!?)←←
失礼、あまりにも驚いて発狂してしまったよ←←←
「あぁ、産まれたのね、可哀想に」
あぁ、目線がひどく痛いなぁ 別に良いけど←
まるで私が産まれるコトを望まなかったようなそんな瞳
「これより、この赤子を処刑に処す!!」
転生早々、ハプニング発生かよ……
「待たぬか!そこで何をしているのだ!」
「あぁ、貴方は教皇様ではございませぬか!
ただいま、忌み子を処刑するところにございますが…」
「何をいうか!!その子が何をしたのだ!今すぐやめよ」
この人はどうやら助けようとしてるらしいな……
それより、クラテリスはどこにあるのだろうか
まさか、置いてきたはないだろうな!!?
「なんだ!聖衣が光っているぞ!!」
あれは……! クラテリスじゃないか!
居たのか……! クラテリスよ……!←←
だが、どうにも違う気がするのだが
まぁ、良いか★←←
【ジャミールの者よ、お聞きなさい
私はアルテミス。十二神の一人です。
今はこの聖衣を通して貴方に話しかけております。
本題に参りましょうかね。
この子は世界を担うものです。
殺すことは認めません。
この子は殺さずにスニオン峡に置きなさい。
後はこの子が自力で生きますから。
よろしいですね】
「わかりました、女神アルテミス。その神託、このシオンが聞き入れましょう。しかし………」
【構いません。どうか、その子をスニオン峡に連れていきなさい。アテナのために】
………今度はどうやらアルテミスに助けられたらしい
加護とはこのコトだったのだろうか?
と言うか、アテナのためとはなんだ!
まぁ、良いや
とりあえず、動きにくいなぁ←←←