第5章 会えない分の愛を
あおさんが、自分から抱きついて来るなんて
驚き。
あおさんはかわいい。
慣れてきたかと思ったら
まだまだ赤くなりやすいままだったり・・・。
私を、アイドルとしてでなく
一人の男として見てくれる。
あおさんは、立派な私の彼女です。
あおさんの体が離れて、
自分から抱きついて来たくせに真っ赤な顔してます
あおさん。
「何か、飲みますか?」
「はい」
隣のキッチンに言って、コーヒーをコップに注ぐ。
マグカップをどれにしようか悩んでいたとき、
いつの間にやらあおさんは
テーブルの上の雑誌に夢中になってます。
「何見てるの?」
「二宮さんが載ってる」
「うん」
まじまじと見てるから
恥ずかしくなる。