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第5章 会えない分の愛を
「言ったでしょ?たっぷりお仕置きだって」
後ろからぎゅっと抱き締められたとき
一体どうすればいいんですか!
学校で習ってませんけどー!
二宮さんの顎が肩に乗っている。
伝わる体温が側に二宮さんがいるんだ、
と感じさせてくれる。
「甘え上手だな~二宮さん」
「もうちょっと」
本当に、甘え上手です。
そして、ドキドキさせられる。
「あおさん」
「はい」
「大好き」
優しく静かに呟く声は
私の耳にはっきり聞こえました。
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