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恋愛診察

第5章 会えない分の愛を


「素敵な雰囲気ですね」
「そう?」


いたってシンプルな、二宮さんって感じの部屋。


「よいしょ」


黒いソファに腰を下ろす二宮さん。

私をお得意の上目遣いで見て

ソファをトントンと叩いた。



え・・・
座れってことかな?



よくわからなくて隣にチョコンと腰かけた。

少し、間を空けてみたりして。



「なんでそんなに離れるの」
「いや、なんか、緊張しちゃって・・・!」


そう言ったのもつかの間。

二宮さんに腕を引っ張られた。


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