第1章 出会いは遊園地にあり
「わ~何年ぶりかな?遊園地」
「いいよねー」
今日は友達の芽衣と遊園地に来ています。
って言ってももう私達24歳というお年頃だけど・・・。
「いっつも仕事ばっかりなんだから、葵もたまには息抜きしなさい」
「ありがと」
そう、お休みなんて久しぶり。なんだかんだ看護師も楽じゃない。
「彼氏とか、どうなの?」
「彼氏か~」
深く考えたこともなかったっけ。
でも、芽衣はあんまりでしょ。
だっていくらなんでも彼氏3人はあり得ないよ。
「まったくも~」
腰に手を当てて呆れられた。
はい、ごめんなさい。