第1章 出会いは遊園地にあり
「嵐さーん。準備お願いします」
かれこれ10分話して、本番。
立つのが面倒だったから、大野さんに手を引っ張ってもらった。
「ニノったら」
「あはは」
外に出て、撮影スタート。
さすがに平日なだけあって、人は少ない。
子供の姿がまずないし、ここまでくると少し寂しいかな、なんて思っていたのもつかの間。
完全に人混みに飲まれた。
「けっこう人いるじゃない!」
「目、さらに覚めた」
スタッフ頑張れ。
遊園地だ。観覧車もメリーゴーランドもジェットコースターもある。お化け屋敷やトリック屋敷も。
「なんか、久しぶりだとテンション上がるね」
「何年ぶりだろ?」
カメラが回っているのはしってるんだけど、やっぱり5人でこういう所来れるのは嬉しいです。