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第3章 恋人はあなただけ
「そんなに慌てなくてもいいですから」
笑いが堪えきれない。
あおさん、普通、一般の女性は髪が崩れないよう意識しまくって来るんですよ?
あおさん、貴女も24でしょ?
「だめですよ!二宮和也だってばれたら大変です」
「あ、あおさん」
顔が、近いです!
意識はしてないんでしょうね。
でも、私だって男ですからね。
「わぁ!すみません」
私が赤いことに気づいたあおさん、
また赤くなる。
「離れなくてもいいですよ?」
二宮さん、いじめたくなりますよ。
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