第2章 アイドルと看護師
「で、どこ行くの?ご飯」
「あ・・・」
空想に浸っている場合ではなかった。
そういえば、誘ったはいいもののどこへ行くか決めてない。
「もしかして、決めてないの!?」
「・・・はい」
「えー」
そんな、呆れた顔しなくても・・・。
大体、相葉さんに呆れられるとは、私も相当なんですね。
「あそこでいいんじゃない?ほら、にのおすすめの」
潤君!ナイスです!
私の大好きな行きつけの店。
いつもお世話になってるし、彼女の紹介も必要でしょう?
彼女・・・なってくれるかな、あおさん。
アイドルが、彼氏なんて、嫌ですかね・・・。