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第8章 欲しいものは欲しい
ギュッと目を瞑ると
温かくて優しい
和也君の手が
私の髪に触れた。
なでなでされてます、私。
「サラサラな髪をして」
一言一言、ふんわりと話す和也君。
肩の力が抜けて
心地よく感じてしまう
私は
どんな顔をしてるんでしょうね。
「暖かい」
目を閉じていても、わかります。
すぐ側で優しい目をしてる
和也君の存在が・・・。
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