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恋愛診察
第8章 欲しいものは欲しい
思い出しただけで顔が熱くなり始めた。
「そういえば、出会った頃、私貴女に膝枕しましたね」
うっ、同じことを、
しかも恥ずかしいことを。
「あの都度は、ごめんなさい」
「あの時から、あおさんが好きだったかも」
「・・・」
サラリとそういうこと、
言わないでくださいよ
もう。
「久しぶりに」
ゲーム器を置いて、
和也君が私の方に振り返った。
そして、
自分の足をポンポンと叩く。
寝ろってこと・・・・!?
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