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第8章 欲しいものは欲しい
「よく飽きずにやってますね」
「楽しいでしょ?」
「長生きできないです」
「ふふっ」
ソファに座って休憩中の私と
なんと会話をしながら
器用にゲームする和也君。
その指の動きの速いこと速いこと。
「現実の足の速さなら負けないのに」
「確かに、そうですね」
その時、あの遊園地での
私と和也君との出会いを思い出した。
そういえば、
膝枕・・・。
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