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恋愛診察

第1章 出会いは遊園地にあり


こっちに来るのは本当みたい。黄色い歓声が大きくなる。


だんだん人混みに酔ってきた。気持ち悪い。


「芽衣。終わったら、連絡して」
「うん!」


いい返事だったけど、顔は私を向いてない。


「うっ」


なんとか人混みから抜け出せそうな時、見えた。
細い細い隙間から。


「知恵ちゃん?」


黒いスーツに、ショートの男オーラ全開の・・・女の子。

あれは、中学高校と同じだった、知恵ちゃんだ!

「でも、あれ?スタッフさん?」


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