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【テニスの王子様】王様と私【跡部景吾裏夢】

第10章 休憩時間


「手伝って…」

本当に、可愛すぎじゃねーの。

「んむぅ」

キスをすると驚いた様に目を閉じる野薔薇。

唇が離れると頬は薔薇色に染まっていて、少し唇を突き出し怒った様な顔をしていた。

「手伝ってやるよ」

コンドームの袋を開けて中身を出すと、野薔薇がそれをつまむ。

「こっちが表だ。ほら、持って、空気が入らないように、…んっ」

ゴムを被せる野薔薇の緊張した指先が俺のを少し強く握る。

「こら。優しくしろよな」

声が出たことに少し照れて言うと、野薔薇がにやりと笑った。

「ふーん?」

「う、あっ」

被せたゴム越しに急にしごかれ腰が浮く。

「はっあっ、野薔薇っ」

手が止まり、息を吐く。

「景吾、可愛すぎ」

舐めた態度に腹も立たねぇ。

「はっ、お前んだから、な」

深くキスをする。舌が絡み口の中を味わうとチョコクリームの味がした。

「ほら、ちゃんと見ろよ」

引き続きパソコンの画面を示すと、また野薔薇の頬が紅くなる。

「…」

「仕方ない奴だな」

身体を抱きながら足を俺の肩に乗せる。

さすがに身体が柔らかいな。

「ひゃっ」

「こうだろ?」

「…うん」

入り口を確かめ触れるとクチュ、と濡れた音がした。

「ひゃんっ…んんっあああっ」

ゆっくり中に自身を埋めていく。肩に乗せた足首を引くと、ナカにズブズブと引き込まれた。

「ん」

「ふあ、あ、入って、る」

顔を紅くしたまま野薔薇が言うから視線を落とすと、挿入っている様子が丸見えだった。

「はぁっ…ちょっ、見な、見ないで…」.

「これは良いかもな」

「はぁっ、あっ見えちゃ、う」

「こういうの、興奮するんだろ?」

腰を掴んで奥まで進む。

「んぅっあっ、ふかっい…っよ。」

さっきイッたばかりのナカは熱く、びくびくと動いていて、快感が強い。

「ああ…」

これは俺も、あんまり余裕ねーな。
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