第3章 M×O featuring 『君への想い』
Oside
「ぁ…っ。」
滑り込んできた、潤の手。
冷え症だから、凄く冷たくて…
キスをされながら、
潤の手が背筋を撫で下ろす。
「ぁんっ…」
潤の舌が俺の咥内を侵していく。
それだけで、何も考えられなかった。
「智、キスだけで感じちゃったの?」
潤が俺のモノをズボン越しに撫でる。
「あぁっ…」
潤がニヤッと妖艶に笑い、俺を抱き上げた。
「ベッド…行こっか。」
玄関の鍵をかちゃんと閉めて、
寝室までお姫様抱っこされる。
「智、元気だね?」
潤が俺のモノに向かって話しかけていて、
「どこと話してんっ…ひぃっ…」
首筋をぺろっと舐められ
「今日は、寝かさねぇよ?」
そんな台詞と共に
俺はベッドに投げ捨てられた。
「やぁっ…」
セーターを捲り上げられ、
そのまま脱がされる。
「ほら、もうこんなに勃ってるよ?
智の乳首。」
キュッと摘まれて、撫でられて
…舐められて。
「…んっ…ぁっ…」
遂に声を我慢出来なくなって。
「やぁっ…潤も、脱いで…」
潤が一瞬きょとんとして
俺の耳元で囁いた。
「今日は、智を気持ちよくするから。
脱がないよ、俺は。」