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緋寒桜散り行く日陰。☆Free!

第4章 期待の大型新人


そんなこんなで、私たちは渚に招集され、
グラウンドで陸上部を眺めていた。


どうやら渚はやっぱり竜ヶ崎を諦めきれないようだ。



竜ヶ崎は棒高跳びをしていた。
すごくキレイで上手で思わず見とれてしまった。


なんだ、ただのムカつく眼鏡野郎じゃなかったんだ。



渚は竜ヶ崎に夢中な様子だった。


名前が「怜」って言う女みたいな名前だから…とか。


渚は竜ヶ崎を落とすのに夢中になっていた。


私たちも当てがないし、
彼が入ってくれればなぁ…なんて思っていた。





しかしながら渚は悪戦苦闘している様子だった。


私はそんな渚を眺めているだけだった。



…うぅ。


なんだろう。


渚がかまってくれないとちょっと寂しい。



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