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緋寒桜散り行く日陰。☆Free!

第4章 期待の大型新人


そんなこんなで、私たちは職員室を訪れ、
顧問のあまちゃんに先ほどのことをお願いに行った。


「そんなの無理に決まってるでしょ!!」


まさかのお断りを頂いた。


「新設したばっかりのなんの実績もない部にそんなたくさんの部費が出る訳ないでしょ!」


ごもっともです。


「えぇ!でも、うちには西島楓が居るんですよ!!実績なんていらないんじゃ…」

渚はいきなり私を前面に押し出した。

「はぁ!!??」

私は慌てて渚の方をにらみつけた。


「関係ありませんっ!!いいですか?聖書にも…」



ここからは長かったので省略する。

要は大会で実績を出せば、
部費が出る…という事であった。


というわけで、今、
私たちは必死で即戦力になりそうな部員を探し始めた。



「水泳部入りませんかー。」

適当に声を出しながらチラシを配る。


なかなか受け取ってもらえない。



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