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緋寒桜散り行く日陰。☆Free!

第4章 期待の大型新人


それから渚はずっと竜ヶ崎のことを見つめて居た。
…?

竜ヶ崎って部活やってなかったっけ?
実はまだ帰宅部なのかな?


「そんな気になるなら勧誘すれば?」
私がそういうと、
渚は首を横に振った。

「断られた!!陸上部なんだって!」

渚は魂が飛び出そうなほど大きく溜息をついた。


…なるほど、玉砕だな。


でも、確かにすごい良い体格してるなぁ。
しかも、頭いいみたいだし…何でも出来そう。


竜ヶ崎をじっと見つめていると目が合った。
が、すぐにフンっと目を逸らされた。

なんか嫌な感じ…。


…。


性格はちょっぴり難がありそうっていうか…
私とは仲良くなれなさそうなタイプだな。









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