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緋寒桜散り行く日陰。☆Free!

第3章 共同作業。


買い物を終え、
あまちゃんに学校まで送ってもらうと、
今日はそのまま解散になった。


「じゃ!明日から修復作業頑張ろうな。」

橘先輩はそう言うといつものようににっこり笑った。

「「「おぉー!」」」

私たち3人はそれに応えるように意気込みを見せた。



「あ!ねぇねぇ!楓ちゃん!今からハルちゃんの家行かない?」

葉月くんは嬉しそうに私の腕に抱きついた。

「は?」


「えっと、親睦会も兼ねて皆で夜ご飯食べようって話しになってるんだ。どうかな?」

橘先輩が私の顔を覗き込む。


「えっと…」

私は困惑の表情のまま七瀬先輩を見つめた。


「…来いよ。サバ食わせてやるから。」


「…はい!」


なんとなく、
七瀬先輩に受け入れられたようで
嬉しかった気がした。


そうして私は七瀬先輩の家へと向かった。











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