第3章 共同作業。
「っぷ…はははは。もうめっちゃ3人仲良しっすね。うらやましいっす。」
私が笑っていると3人はぼーっと私を見つめて居た。
「あ、すいません。」
さすがに笑うのは失礼だったかな?
私は慌てて口を塞いだ。
「あ、いや…別に。///」
そう言いながら七瀬先輩は服を着始めた。
「あ…っと…か、買い物の続きしようか!///」
橘先輩もぱっと私に背を向けて歩きはじめた。
葉月くんは頬に両手を当てて首を傾げていた。
心なしかみんな顔が赤かった気がした。
…私何かしたかな?
遠くから見ていたあまちゃんがこちらに寄ってきた。
「西島くんって本当に可愛い顔してるわよねー。今の笑顔とか女の子かって思うぐらい可愛かった。思わずみんなドキドキしちゃったんじゃない?」
「は!?」
「あ、違うのよ!バカにしてるんじゃなくて、褒めてるの!ふふふ。」
あまちゃんは意味深に笑うと、
そのまままた買い物に戻って行った。
…可愛いって言われたのは久々すぎて
なんだか恥ずかしくなった。