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緋寒桜散り行く日陰。☆Free!

第3章 共同作業。


「っぷ…はははは。もうめっちゃ3人仲良しっすね。うらやましいっす。」


私が笑っていると3人はぼーっと私を見つめて居た。


「あ、すいません。」

さすがに笑うのは失礼だったかな?
私は慌てて口を塞いだ。


「あ、いや…別に。///」
そう言いながら七瀬先輩は服を着始めた。

「あ…っと…か、買い物の続きしようか!///」
橘先輩もぱっと私に背を向けて歩きはじめた。

葉月くんは頬に両手を当てて首を傾げていた。

心なしかみんな顔が赤かった気がした。
…私何かしたかな?


遠くから見ていたあまちゃんがこちらに寄ってきた。


「西島くんって本当に可愛い顔してるわよねー。今の笑顔とか女の子かって思うぐらい可愛かった。思わずみんなドキドキしちゃったんじゃない?」


「は!?」


「あ、違うのよ!バカにしてるんじゃなくて、褒めてるの!ふふふ。」


あまちゃんは意味深に笑うと、
そのまままた買い物に戻って行った。


…可愛いって言われたのは久々すぎて
なんだか恥ずかしくなった。



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