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刀剣乱舞 短編(R18あり)

第1章 本丸での毎日 #R18


この本丸に来て一年が経った頃
私は少し大人びた男の子に恋をしていた事に気付いた。

今回のお話は恋に気づく前の少し前のお話



夏の暑い日、私、桜は審神者の仕事をしていた。
身体が疲れたので、休もうと思い皆が居そうな居間に行き、少しくつろごうと思った。

だが、実際居間に行くと誰も居なかった。
『皆 どこに居るの?』
と、本丸の色々な部屋を探り、襖を開けては閉じて、皆を探した。
だが、どこにも皆は見当たらない。
『どこに行ったんだろ』
そうやって、居間で一人で座って考えていると
『あ、まだ探してないところあった』
桜は立ち上がって一直線にある場所に向かった。

『薬研 居る?』
桜が向かった場所は薬部屋
薬に詳しい薬研がいつも過ごしている場所

『おっ 大将 仕事は終わったのか〜?』
薬研が両手に難しい紙を持ったまま こちらに笑顔を向けて話しかけてきた。

『さっきから本丸中探してるんだけど、皆がどこにも居ないの。知らない?』
そう問うと、薬研は

『皆なら近くの川に遊びに行ったぞ。いち兄や弟達ももちろん、珍しく長谷部や歌仙もついて行ったな。どうやら弟達が川で何かしでかさないか心配らしい。三日月や子狐丸は川の魚が食べたいらしくて採りについて行ったぜ。』
とニカニカ笑いながら話している。
いち兄達だけではなく、大太刀、太刀達も興味本位で遊びに行ってるらしい。

『薬研は行かなかったの?』と桜が不思議に思い聞くと

『大将ひとり残して皆本丸から居なくなったら、大将びっくりするだろ。だから俺が残ってたんだ。丁度新しい漢方も作る予定だしな。川に遊びに行く前に大将も誘おうって話しになったんだがな、大将えらく仕事に集中してたから話しかけなかったらしいぜ』

『そうなんだ 私そんなに集中してたかな』
桜が苦笑いで答えると

『弟達が言うぐらいだ、きっと邪魔しちゃ悪いって思ったんだろ。大将が気にすることじゃねえよ、大将がどうしても行きたかったら次は俺っちが連れてってやるから』
と私がどうやら川に行きたかったという気持ちを悟ったらしい。

『ん〜じゃあ薬研と二人きりって事になるの?』
と冗談めいた声で聞くと

『なんだ大将?大将は俺っちと二人で行きてえのか?』
と真顔で聞き返してきた
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