• テキストサイズ

大野さんと松本くん

第4章 USBメモリ


松本side

黒部ダムで放水見学をして、少し移動をしてホテルに到着した

周辺はキレイな自然に囲まれた大きなホテルで
視線の先に見える山は赤やオレンジに色づいていた

「それじゃあ1時間後に宴会場に」

二宮係長の声を聞いて各々部屋に向かう

実はここ、ちょっと心配してたけど、一人部屋でよかった

寝起き悪い自覚があるから、部下とかに迷惑かけたくないし…

「広っ」

部屋の中は和風で大きな窓からは紅葉も見える

こんなとこで大野さんと並んで日本酒とか飲みたいな…

荷物を置いて景色を見ながらそんな妄想をしてたら
時間が結構経っていた

「やべっ」

慌ててラフな服に着替えて、貴重品だけを持って宴会場に向かった

席はザックリなんとなく決まってはいるけど、細かい部分は自由で

だから、大野さんの隣をキープした

「お疲れ様でしたー、乾杯!」

簡単な、でも大野さんらしい挨拶で宴会が始まる

初めて食べた白エビが絶品だった

/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp