第8章 プレゼント
大野side
生まれたままの姿の潤にシャワーを掛けると、その白い肌をなぞるように手を動かす。
「智っ…だめっ…」
シャワーヘッドを持ったまま潤を後ろから抱き寄せると、耳元に囁いた。
「だって俺、まだ足りないもん…欲しい」
足ががくがくして座り込んだ潤の前に回り込んで床に座ると、潤を抱き寄せ膝に載せた。
「潤は何もしなくていいからね?」
そう言って潤の腰を持ち上げて、蕾に猛りを押し当てた。
「や…ぁ…智…」
「潤がいけない…あんなかわいいから…」
とまんねーんだよ…
ぬるりと、さっき出した俺の白濁を頼りに潤の中に押し入った。
「ひゃっ…あっ…ホントに入れたっ、もおっ…」
「ん…あー…やべ…潤、マジでやべ…」
潤の身体を抱き寄せ、首筋を舐めながら腰を限界まで何度も何度も突き上げる。
内壁の擦れたところから、俺と潤はひとつになって…
熱い熱い塊になって…
快感も、愛も、人間も…なにもかも溶けて俺たちは交じり合った。
「潤…一生、一緒に居てくれる…?」
「ん…智と、ぁ…いっしょに…」
荒い息の唇を重ねあうと、俺達は見つめ合ったまま昇りつめた。
どくんどくん…心臓の音…