第6章 マグネット
大野side
尖りを口に含んで舌で転がすと、面白いように潤の身体が跳ねた。
遮光カーテンが引いてあって薄暗い室内で、潤の白い肢体は幻想的に浮かび上がっていた。
「あ…んっ…智…」
「潤…触って?」
潤の手を自分の中心へと導いた。
既に硬くなっているそれを潤の手のひらで撫でた。
「あ…」
あの時みたいに…勝手に声が出てくる。
潤を思って一人でシたときみたいに…
「そのまま、触ってて…」
耳元で囁くと、潤はこくりと頷いた。
そのまま耳から首筋をゆっくりと舐めていく。
指で赤い尖りを挟みこむと、また潤の口から甘い声が漏れた。
「かわいい…潤…」
「そん…な…」
羞恥に染まる赤い頬に口づけて、肩にキスを落とす。
潤のベルトに手を掛けてズボンを脱がせると、足で下に落とした。
潤の手も俺のベルトを外してズボンを下げた。
「脱いで…智…」
途中まで脱がせてくれたのに手を掛けて脱ぎ捨てると、潤に今度はベッドに押し倒された。
そのまま潤は俺の腰に顔を埋めた。
「あっ…潤っ…そんなことしなくていいっ…」
熱くて湿ってる感触…
潤が俺のを咥えていた。
だめだって…すぐイッちまう…