第6章 マグネット
松本side
智にも気持ちよくなってほしくて
昨日してもらったみたいに口の中に含むと
口の中に智の味が広がった
「ん…おいし…」
本来絶対おいしくなんてないはずなのに
智のだと思うとおいしく感じる…
「あっ…ぁあ…喋んな…っ」
口の中で智の中心がピクピクと動く
舌を絡めてちゅっと吸うようにすると
「んぁ…あっ…潤…離せ…っ」
智の指が俺の髪を掴んだ
「いいよ…ちょうだい…?」
視線だけをあげて言いながら
蜜口を舌で弄ると
智の腰が浮いて
「あっ…あ…出る…っぁあっっ」
ドクン…と熱いモノが喉に流れてきた
「はぁっ…じゅん…出せ…」
「やら…」
ごくっと喉を鳴らして飲み込んで智を見ると
「わっ…」
後ろに押し倒し返されて
体中に智の唇が落ちてきた
「あっ…ん…ぁ…」
智の荒い熱い吐息がどんどん下に降りていって
両脚をぐっと開かれた
「あ…」
俺の中心も熱をもって大きくなっていて…
でもそこにはふわっと智の吐息がかかっただけで
ちゅっとその下の蕾に唇が触れた
「やっ…そんなとこ…っ」
思わず捩った体は
蕾を舐められて力が抜けた