第5章 🎃ハロウィン🎃
〜in 技術開発局〜
成長した少女だった、魅甘は、夜一、浦原、つられの強い強い希望で死神の学校には、行かず死神になった。体術は、夜一と彼女に習っていたつられに教わっている為、そこそこ強い。
薬品などの知識は、浦原が教えててくれた。勿論、配属先は十二番隊で、技術開発局でお手伝いをしていた。
つられは、薬品などの知識には興味…というか、才能がない為難しいことは、魅甘とマユリがやってくれている。たらい洗いなどの雑用をやっていた。
魅甘と、マユリはそこそこ仲が良いが…問題は、つられとマユリ。顔を見合わせる度にケンカをする。浦原は、奥の部屋で仕事についてる為、ケンカの仲裁役は、魅甘。
そして、始まる…マユリとつられのケンカ。。。
「おい、そこの尻軽女。次は、これを洗って置いてくれ。」
「尻軽おんなじゃなくて、つられ副隊長様て呼んでもらえないかしら。そして、私は尻軽おんなじゃないわ!」
持っていたタライをテーブルに置いて、マユリを睨みつけた。すると、マユリの方も持っていた試験管をテーブルに置いてつられを睨みつけるのだ。
「ほほう、じゃあ尻重女に変えてやろうじゃないか」
「なんですって…」
「ころころと、他の男を変えてるあたり引くヨ」
「アンタみたいな白たまで、根暗なヤツが言っても皮肉にしか聞こえないわ」
「なんだネ、さかりがついたメス犬が」
「メス犬ですって?!ちょっと、表出なさいッ!!」
「悪いが、わたしはキミと違って忙しいんだヨ」
「良いわ…いっぺん死んでこい」
刀を抜いてしまいそうなつられを後ろから、抱きつく浦原。つられの歪みきった霊圧を感知した彼は、部屋からダッシュで、出てきてはつられを背後から、抱きしめる。
「離して!喜助!コイツは、私の手で殺すぅ〜!」
「ま、待ってください!落ち着いて!」
「ほら、また男を変える。やっぱり、尻軽女じゃないか」
ふんっ。と、テーブルに置いておいた試験管を手にする。つられの怒りがMAXになり掛けた時。
「マユリさん!この本なに?」
「ん?どれだい」
つられのことをガン無視して、魅甘の持っている古そうな絵本に目を向けた。
「ハロウィン?」