第25章 Happy Honeymoon❤
【 翔side 】
いつになく、欲情に流されてしまった。
こんなところで、雅紀に負担になるかもしれないって...そう思ったのは、終った後だった。
思いっきり雅紀の中を穿ち、雅紀を揺さぶって、あっという間に彼を追い詰めた。
雅紀の出した欲が皮のソファーを汚すのを見ながら、俺も雅紀の中に思いっきり熱を吐き出した。
......ヤバい...気持ちいい///
んで...俺...
「翔、もしかして、まだいける...よね?」
雅紀には勿論お見通しだ。
「でも、もう...」
出ようとする俺を、雅紀はキュッと締めて引き留めた。
「いいから...もう一回、シテ...」
「雅紀...」
「大丈夫だから...もっと翔が欲しいよ...ねえ~...翔、お願いだよ...」
雅紀はそう言うが早いか、ゆっくりと腰を上下に振り出した。
俺から丸見えの結合部から、さっき俺が放った熱が、粟立ちながら溢れだし、ぐちゅぐちゅというイヤらしい音を立てた。
...あああ///気持ちいいよ...
眩暈がするほど卑猥な光景と、
愛する人の息も絶え絶えの姿は、俺を再び高みへと連れていく...
「...しょう..俺..おかしくなりそ..」
「いいよ...まさき...俺しか見てないから...壊れても、俺が受け留めるから...見せて...」
「しょお~...やっ///くるょ..ダメダメダメ...あぁ..あ..あ..あ...んああぁっ///」
雅紀が2度目の吐精を迎え、意識を飛ばしてソファーに沈む。
その腰を抱えて、俺は揺さぶり続ける。
雅紀の身体は、糸の切れた人形みたいに、
ガクガクと揺れた。
「...雅紀...イク..イク...イクツ///」
俺もその中で、二度目の熱を放った。