第22章 命の重さ
雅紀の両脚を抱えて最奥を穿つ。
雅紀の目尻から綺麗な涙が零れ落ちた。
......その瞬間が近い。
「雅紀...一緒にイこう...」
そう言って、雅紀の手に雫が迸る『まあくん』を握らせた。
↑いろいろ呼び名が変わるんですけど..
雅紀は素直に、自身を握って扱きだした。
チラッとお隣さんを見ると、こっちを見ていた智とバッチリ目が合った。
彼はにやりと笑って、俺と同じようにかずの手を反り返る『かずくん』を握らせた。
とろとろと尖端から欲をにじませるソレは、
かずのベビーフェイスとは不釣り合いの存在感で...
俺の注目にも気づかないかずは、可愛い手で、いきなりソレを上下に激しく扱きだした。
なぜだか。
俺と智は頷き合って、上り詰めようとしてる二人を攻め立てた。
「...あああっ...しょう..もう.イクッ...」
「...さと..俺もう..出ちゃうよ..」
「雅紀...俺も...出そう..だよ...」
「...かず..中に出すよ..あっ..イクッ///」
.........
こうして、隣でスルという、異様な行為は終わりを迎えた。
二組とも、暫くは重なり合ったまま、上がった息を整えている。
....分かった..俺。
これは刺激としては、堪らない...
知らない人じゃない...
友人のセックスを、隣で見せられながらの行為は、言葉でうまく説明できないけど。
いつも以上に興奮する...っていうこと。
いけないことだという背徳感も、きっと絶妙なエッセンスになってるんだ。