第19章 君を守るために
【 翔side 】
雅紀のやきもち、正直嬉しかったよ...
こんなこと、これから先もきっとあるよね?
一緒に働くようになったら、もっとたくさん...
で、そんなの当たり前になって、慣れてくんだ。
でも、そうなっても、今日の雅紀のこと...雅紀がやきもきしながら俺の診察見ててくれたこと。
俺、忘れたくないな~...
医者とか、看護師とか、
特殊な仕事だから、だんだん慣れてくと、鈍感になってくんだと思う。
でも、
そう言う初めて思って感じた、新鮮な気持ちを、いつまでも忘れないでいたい、って思う。
そのことに、気付かせてくれたのは、
雅紀....君だよ?
当の本人は、俺のくれる刺激に、恍惚とした表情で腰をくねらせてる。
俺は、雅紀の中を掻き回しながら、反り返るソコを、上下に擦った。
尖端から、ダラダラと溢れ出す欲のせいで、ソコはぬらぬらといやらしくテカってて、
結合部からは、クチュクチュと卑猥な音が大きく響いている。
「...あああ..翔..凄いっ..」
「雅紀...気持ちいいでしょ??...もう出そうでしょ?」
すると雅紀は、熱っぽい目で俺を見ながら、
「出して...また..気持ちよく...なり..たい」
「おっけい~!!」
俺はもう一度雅紀の細い腰を抱え直して、イイトコロをピンポイントで突き上げた。
激しい抽挿で、雅紀のソレがゆらゆらと揺れた。
「...あ..あ..あ...イクイク...あんぅ///」
雅紀がイッたその締め付けで、俺も一気に昇りつめた。
ピクピクと小刻みに震える身体...
......あぁ、いっぱい出た///
俺はそのまま、雅紀の身体をきつく抱き締めた。
混濁する意識の中で、彼もまた、俺のことをしっかりと抱き留めてくれた。