第18章 君がいるから
【 雅紀side 】
翔と、お風呂で愛し合って。
何だかヤル前より元気になった彼は、もう少しレポート書きたいから、って部屋に戻った。
俺は、もう今日はぐったりで...
お風呂だから、のぼせそうなのもあるのかも...
あとさ、
あの『空イキ』...っていうやつ??
あれはヤバかった...
ある意味、出してしまうよりも、イイ...かも...
ほんとにさ~...翔のああいうとこ?
知りたいってワクワクした子どもみたいな、キラキラした目...
そう~。
丁度、子どもが新しい玩具貰って夢中になる、みたいな?そんな感じ...
つ~か、俺おもちゃじゃないし///(-"-)
翔の、そんなことろも、大好きだから困っちゃう///
恥ずかしい恰好や、恥ずかしいこと、いろいろされて、結局俺も、すっかりその術中に嵌ってしまうんだ。
もう、冷静になって考えると、顔から火が出そうだけど。彼は、俺の反応に気を良くしてるし、上手くできたときは嬉々とした表情だし、
誰に迷惑かけるわけでもないんだから~?
俺が恥ずかしい(≧▽≦)ということだけ、目を瞑ればいいんだよね~...
例え、それが研究用のマウスみたいだったとしても、だ。
俺には翔、君がいるから...
俺の世界も広がるし、新しいことも知ることが出来る。
いつも、どんなことにも、一生懸命で頑張る君が、俺の誇りなんだよ...
そんなこと、面と向かって言うと、
『何言ってんだよ』と、一笑されそうだから、言わないけどね。
この先の俺の人生...
翔がいれば、何にもいらない。
翔の近くで、
彼の一生懸命を応援できる人でありたい...
恋人としてだけじゃなくて、
人生の『パートナー』として。
でも、翔は、どう思ってるのかな??
そんなこと思いながら...一人、眠りについた...